学部からのストレート進学、病院や訪問看護ステーション、教員経験を有する10名の大学院生が在籍しています。
大学院生の主な活動
- 分野ゼミの開催(月2回 2時間)
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輪番制で研究の進捗や課題を発表し、参加者でディスカッションを行います。 研究に対する理解が深まり、プレゼンテーションの技術を磨く機会にもなっています。
- 大学院生主体の輪読会の開催(毎週 1時間)
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- 研究デザインや統計解析に関連する書籍の輪読を行なっています。1章ずつ大学院生が担当し、その章の説明・学びを発表します。研究手法についてのディスカッションや、研究の悩みを共有しています。
- 2024年前期には、博士前期課程の学生は「研究の育て方」、博士後期課程の学生は「短期集中!オオサンショウウオ先生の 糖尿病論文で学ぶ医療統計セミナー」の輪読を行いました。
- 各研究プロジェクト定例ミーティングへの参加(不定期)
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臨床・教育・産官学といった他機関の方々の視点に触れ、研究を遂行するために必要な幅広い知識やコミュニケーション力を学ぶことができます
所属学生から
- 澤田樹里(2024年度・5年一貫制博士課程入学)
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私は大学病院で3年間勤務し修士号を取得した後に、当大学院の博士課程に進学しました。
博士一貫5年課程の1年生として入学し、QE免除を行うことで3年での修了を目指しています。
神経難病看護に関心があり、ALSの自律神経に注目した研究を行っています。東京都医学総合研究所に研修生として所属しており、授業やゼミとの両立を行っています。看護系科目だけではなく、データサイエンス等の講義は研究と直結しており学びになっています。研究は大変な時もありますが、先生や先輩方と気軽に意見交換ができ充実した学生生活を送っています。
- 生田花澄(2022年度・5年一貫制博士課程3年次編入)
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私は大阪大学看護学部にて学士号・修士号を取得した後に、当大学院の5年一貫制博士課程に3年次編入学しました。研究室では、産学連携プロジェクトに参加させていただき、介護施設のカルテデータや生体データを活用した研究に日々励んでいます。
また、TMDU-SPRING(旧TMDU卓越大学院制度)に採択いただき、生活費と研究費の支援を受けながら、国際学会や国内学会に参加し、多くの研究者とディスカッションを行ってきました。当研究室には、様々なバックグラウンドを持つ院生がおり、とても暖かな雰囲気の中、日々研究に打ち込むことができています。
髙田侑李(2023年度・5年一貫制博士課程入学)