プロジェクト研究
施設入居高齢者の「看取り支援IoT」の開発
(文部科研基盤A / 企業との産学連携研究)
施設入居高齢者の医療面・生活面の「状態データ」、「介入データ」、死亡・緊急受診・緊急入院という「イベントデータ」を連続的に集積し、イベント発生を予測する機序を明らかにし、AI分析結果をもとにアラート機能をもつ看取り支援IoTの開発を行っています。
新しく導入された指標(Long-term care Information system For Evidence: LIFE)を用いた施設入居者の…
日本では、2021年より、長期ケアの質を保証するためにLIFE(Long-term care Information system For Evidence)が開始されています。 本研究では、介護施設入所者の身体…
身体機能の高い介護施設入居者における身体機能の軌跡:日本の全国データを用いて
身体機能の軌跡(Physical Function Trajectory: PFT)は死亡率や入院リスクと関連しており、施設入居時から、入居者の身体機能の軌跡を予想しながら介入することが重要…
レセプトデータを活用した医療介護特性別の「最適ケア提供モデル」の開発
(厚生労働科学研究費補助金 長寿科学政策研究事業 / 研究等I C T 基盤構築・人工知能実装研究事業)
国保データベース(KDB)を用いた研究では、高齢者の訪問看護や介護保険サービスの利用実態を明らかにし、サービス利用と「重症化予防」「在宅療養継続」「医療介護費用の低減」との関連を検証しています。ナショナルデータベース(NDB)と介護保険総合データベースを用いた研究では、主疾患、併存疾患、要介護度等の医療と介護特性を考慮した予後予測等のAI分析プロトタイプの開発を行っています。
高齢者における終末期の訪問看護サービスの利用が死亡前3か月の医療・介護費用に与える影響
日本は高齢化社会に突入しており、今後、自宅で亡くなる高齢者が増えると予測されています。 特に、地域に住む高齢者に対して、終末期に訪問看護サービスを適切に提供す…
日本の高齢者における介護サービス利用パターンと多疾患併存:請求データを用いた横断的研究
日本では、介護保険制度に基づいて様々なサービスが組み合わされて提供されています。 そのため、どのようなサービスが実際に利用されているのかを把握することが重要で…
高齢者ケアの統合的ソリューションの開発
(第4期ミッション実現戦略)
産学共同出資の新会社を設立し、在宅療養者から施設入居者を対象とした予防から看取りまでの質の高いトータルヘルスケアの提供を目指し、高齢者ケアの統合的ソリューション(システム構築と人への支援・教育のパッケージ化)の開発を行っています。
在宅ケア・訪問看護・入退院支援
- 介護情報システム情報を活用した在宅療養者の緊急入院・回避可能な入院の予防ツールの開発
- 在宅高齢者に対する訪問看護サービスを中心とした介護保険サービスのアウトカム評価
緩和ケア・終末期ケア・がん看護
- 高齢者施設における終末期ケアの質改善に向けた介入プログラムの開発
研究実績
2024年 Gading Ekapuja Aurizki, Ferry Efendi, Retno Indarwati, Firma Andriani, Dianis Wulan Sari, Noguchi-Watanabe M. The perceptions and experiences of older…